2025年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

正しくなんかないんだけどさ、欲望のままに、またはその人が必要なだけ全部を消費し続けるのって本当にいいのかなって思うことがある。昔うちの店に来てた銀行員や受付係といったお堅めの窓口さんたちは一ヶ月に二回ヘアカットしてたし、髭剃り、うなじの仕上げというルーティンを回し続けてたけど1997年の不況からそれをやめていったら売り上げは確かに減ったけどまともな生活時間を得ることができた。それまではぶっ倒れようが体調が悪かろうが物理的にその仕事量が終わらなければ更に次の日に延長されるだけで長椅子の待機列が伸びるだけ、でも夜の11時まで頑張ってもねえ、それでお客さんたちは「じゃあ朝や昼に来るか!」ってなることもなかった。お金があれば何でも消費し続けることができるっていうのはただの幻覚か幻想なんじゃないかな、そのお店や場所を作れる人がどれだけいるかにかかってるんじゃないの?お金を持っているお客がいることで続くことはあるけど、まずその商業をスタート・継続できる環境が整っていなければ、誰もその商業スポットを作り出すことはできない。自力でとまではいかなくても、個々人の持つ財産を担保に金を借りられる人がどれだけいるか、その人たちがどれだけ始めてくれるかじゃないのかなって思うわけですよ。

グダグダ書いててごめんね、今の商業環境・労働賃金(賃金だけで個人事業スタートできるかどうかの問題)のかみあわなさがあんまりにもひどいからさ、納得いかないんだよね。なんかおかしいよね。

母方のおばが亡くなり、残るは母と長男であるおじだけ。私はこの2人に最後にちゃんと話してほしかったがどうも無理そう。

母の一家は、今はもう面影ない炭鉱の町、北海道美唄市で生まれ育った。祖父という人は末っ子の母が小学生のうちに美唄労災病院(現在は北海道せき損センター)に入院し、じん肺が治ることなく亡くなった。祖母は孫にあたる私が影も形もない時に、父と早く結婚するよう勧め母についてきた関東で亡くなった。

センシティブな話題であるが私の父は1945年1月に広島市内で生まれたが父方の祖母は身重だからとほかの息子2人を連れさっさと広島の山奥に疎開していた。そうでなければこの一家は生き残らなかっただろう。その時代、学校なんか何のその、ということらしい。

母方のおばたちのうち何人かは、父のことを嫌っていたらしい。そんな言葉が私にも投げつけられたが、そのため父は一切そのおばたちの対し家にこさせなかった。祖母はどうして娘たちの気に障った原爆のことも全然気にすることなく母との結婚をむしろ勧めたのだろうか?もうその不思議は解けないと思う。ヒントがあまりにも無さすぎる。

母はあの一番上の兄に対して非常に辛辣な感情を持っている。私の知り得ない感情なので具体的に書くしかないが、彼はじん肺で亡くなった祖父の後に北海道大学へ進学し火力発電の効率化の研究をした。その反面、幼い弟妹へのあれこれはしなかったというかできなかったということだろう。母はいつも飴を食べさせられていたという。ひどいすきっ歯だったらしい。食事は高校へ行っていた兄姉が帰ってきてから作ってもらっていたらしい。祖母は…既に健康状態が悪く時々入院していたと聞く。自分を悪く言われようとも、私は彼らの背景を知りたい一心で話をちらほら聞き出したがなかなか表と裏がかみ合わず、とにかく共通点としては祖父は早くに亡くなり祖母は入退院を繰り返し、長男は北海道大学へ行き生活を別としたのを母は「私たちを見捨てた」と怒りを抱いている、ということだ。

私たちはわかり合えない。何があったのやらと事態を把握することすらできず、ここに出てきた登場人物のほとんどと口を聞いたことがない。私は通り過ぎただけだ。通り過ぎただけの娘が「話をしろ」と求めるのもなにか威圧的すぎる気もするので、私はそう願ったことがある、というものをここに書き留めるだけにしよう。もう母を静かに見送らせてもらおうという計画だけが、私の中にはある。

#昔のこと

https://cia.gov/the-world-factbook/

いわゆるアメリカのCIAがいつも作っているワールドファクトブック。めっちゃ簡潔に各国家・政府について書かれているので、地理や社会事情に疎い私にも気軽に読める、まあまあ美しい読み物です。簡潔なものは美しく、私みたいな駄文生成装置は醜いのです。私はそう思って書いています。

ところでこういうものを読むと、ああ、あれがこんな風に表現されるんだな、という感じでちょっとした参考になる。安倍晋三について割かれた文から察するに、やはり外交上国のトップが頻繁に後退するのはデメリットがあり、しかし民主主義の表現としてはメリットがある。コンフリクト。この矛盾をやめる訳にもいかないので必須のコストとして受け入れましょう、いつも誰かの口をふさぎながら社会をやるのは無理だと思います、私はね。

#読み物

43歳になりました。

夫は祝ってくれなさそうなので気分が比較的バッチリ落ちています。大丈夫大丈夫、そのためにここを新しく契約したからね。クレジットカードはちょっと色々と心配なので請求書払いにしてありますし、届いたらさっさとお支払いに行きますね。

貯金自体は無事に進んでいますので、貯金がある程度うまくいったら金色のチェーンとペンダントトップのハートなんかを買いに行きたいです。もう何も望むことは「大したことのないもの」ばかりですので心配なんか要らないんですよ。日焼け止めと保湿アイテムさえあれば大丈夫。

年末年始やお盆につきものの「帰省」、インターネット上で目にするのはご夫婦どちらかのご実家にお泊りするという私には驚きのシチュエーション。そもそも人が入りきるのか?私の父方も母方もどちらも段々絶滅に近付いているところですが、父方は広島市中心部の3階建て、しかしお子さんが多く私と父が行った時は外部にホテルを予約しました。母方はきょうだいがめちゃくちゃ多く7人、あんな人数で配偶者とお子さん連れて集合なんてしたら悲惨な状況になると思います。一番上のおじは北大で先生をしていたためもう本来の故郷には誰も残っていないとか。まあその前に私が中高生をやっている間にバタバタ人が死んでいっていたため全員集合なんて叶えようがありえませんでしたが…

祖父母と両親のきょうだい全員集合だけでも相当なことになりそうですが、更に配偶者とお子さん…私には想像がつきません。どんな状況なんでしょうね?とても凄そうです。宴会のような感じでしょうか。

随分前に、都市部に人が多すぎるからみんな田舎(先祖の土地)に帰れって話題がありましたが、父方については先祖の土地が既に都市部なので逆に邪魔になるだろうし、母方については本来の故郷には誰も残ってないしそれ以前ともなるとよくわからない場所なので誰かの解説や手引きが必要です。ほかの土地に詳しい人が身近にいるというのはとても幸運なことですね。難しいよ

朝4時に外が明るい、と思ったら、満月で明るいんですね。カーテンの隙間から月の光が差し込んでいるなんて、あまりにも凄いとしか思えない。

■---my---

顔に何か塗りながら暮らしています

mfmf.club (Misskey arranged): https://mfmf.club/@alisarose
Bookwor.ms (Mastodon Vanilla): https://bookwor.ms/@sugar_inc_

編集